ダビスタ96 完全解析

加橋気性ブースト

加橋気性ブースト

 お任せ厩舎の処理の調査中に、加橋厩舎で競走馬の気性最大値が増える興味深い現象を見つけた。
条件や処理内容を検証したところ、育成・生産テクニックとして使えそうだったので紹介する。
仮に「加橋気性ブースト」と呼ぶことにする。

発生条件

  • 自厩舎でないお任せの加橋厩舎に入れていること。
  • 調教時にベスト体重+16kg 以上の重い状態であること。
  • クラスが新馬ではない、または月の奇数週の(偶数週からの週送りタイミングで処理する)調教であること。
  • 気性の最大値が99未満であること。

効果

気性の最大値が恒久的に+1される。

効率的に発生させる方法

 通常だと最初の入厩時に2~3回起きて終わりだが、
放牧を繰り返して+16kg以上の状態での調教を繰り返すことによって
気性最大値を大幅に上げることができる。(ベスト体重は事前に調べておくこと)

例)
  • 3歳1月2週に加橋厩舎に入厩
  • ベスト+16kgを下回ったら放牧
  • ベスト+30kgくらいに戻して再度加橋厩舎に入厩、以下繰り返し
  • 競走馬として育てる場合は最後に自厩舎に入厩させる ※
※ 一度でも出走してしまうと厩舎変更ができなくなるので注意。

 3歳時は2~3か月の1ループで2~3ずつ上がる。
4歳になると未出走でも未勝利クラスになるので偶数週にも上がるようになる。
競走馬として育てる場合は4歳11月の未勝利戦に間に合うタイミングで切り上げる。
その場合+30くらいが限界だと思われる。

利用例

  • BC登録する馬の育成に使う。(素の値が70以上くらいなら99にできる)
  • 繁殖に上げる予定の牝馬のスタミナ基礎値を上げる。(スタミナと気性のうち低いほうが採用)
 馬の育成に使う場合、素の気性最大値が34以下の牡馬の場合は去勢したほうがいい。
去勢との併用は実質不可(未出走で去勢はできないのでおまQ加橋厩舎で最後まで育成する羽目になる)。
それ以外の馬の気性最大値を+30くらいまでなら増強できると考えればよい。
ただし育成は大幅に遅れる上に放牧で失うスタミナも甚大なので戦績はショボくなる。

 気性B種牡馬を締めに使っても気性99が狙えるので、配合の選択肢が広くなる。
気性100だけは相変わらず気性A種牡馬の特権である。

 繁殖向けの牝馬の場合は加橋厩舎に入れっぱなしでも良いので
スタミナ最大値と等しくなるか99になるまで好きなだけ繰り返すことができる。
これによりスタミナ基礎値の問題で母父に使いにくかった気性C種牡馬も使いやすくなる。

評価と意義

 上記のように気性B,C の種牡馬の価値が上がり、配合の自由度が上がる半面
気性というパラメータ自体をスポイルしてしまっているとも言える。

 このテクニックを使って生産または育成した馬が正規の馬なのか不正馬なのかは判断が難しい。
通常の操作で得られ、処理自体はお任せの加橋厩舎に与えられた正規のボーナスであり、バグではない。
しかし、生まれ持った最大値を超えるという点では不正扱いされる木曜併せ一杯調教と類似する点もある。

注意

 上記を踏まえた注意点として。
このテクニックを用いた繁殖牝馬からの生産、および気性増強した馬のBC登録については
正規の馬なのか不正馬なのか判断が確立しているわけではありませんので
個人で楽しむ範囲なら別ですが、大会等に参加する際などは事前に主催者に確認することをおすすめします。

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