ダビスタ96 完全解析

枠順の有利不利

はじめに

ダビスタ96では内枠がやや有利だが、新しいシリーズよりはまだマシだと言われている。
実際どのくらいのものなのか調査を行った。

同能力12頭で騎手を固定した場合

同じ能力の馬12頭で、騎手は岡部12分身の状態にして乱数を変えながら2400m のBC を行い
3000レース分の統計データを取った。競走馬の能力は以下の通りである。
SP ST 根性 気性 脚質
120 100 9679逃げ
馬番 騎手 勝率[%] 連対率[%] 平均順位
1 岡部 8.617.36.36
2 岡部 9.718.46.29
3 岡部 9.017.16.47
4 岡部 9.318.46.37
5 岡部 8.718.06.39
6 岡部 8.717.66.40
7 岡部 7.915.96.56
8 岡部 7.816.36.53
9 岡部 7.314.36.63
10 岡部 8.015.76.61
11 岡部 7.815.86.59
12 岡部 7.115.16.80

確かにわずかに内枠が有利な傾向があるようだが、そこまで極端ではない。
実際の感覚ではもう少し内枠が有利に思えるが、これは人気が100で同点ならば
内枠の馬に騎手の優先権が与えられるためであると思われる。
これを明確にするため、次の調査を行った。

同能力12頭で騎手を固定しない場合

同能力・同人気の馬12頭をすべて武豊で登録して、乗り替わりが大量発生する状況にして
同様の調査を2000レース分実施した。
SP ST 根性 気性 人気 脚質
120 100 9679100逃げ
馬番 騎手 勝率[%] 連対率[%] 平均順位
1 武豊 10.819.56.06
2 岡部 8.717.66.40
3 藤田 8.516.96.51
4 南井 8.517.16.45
5 河内 8.318.06.41
6 的場 8.617.56.45
7 横山典 8.315.76.57
8 柴田善 9.519.16.24
9 松永幹 8.114.76.74
10 田原 7.715.06.64
11 田中勝 7.115.56.69
12 6.213.66.85

この条件で特殊能力が発動する武豊(重賞:気性+20)、柴田善(2400m以上:気性+20)の乗る馬の
成績が飛びぬけて良く、また乗り替わりの騎手のランク差もあってか
同騎手で取ったデータよりも内枠・外枠の差が広がる傾向になった。

特殊能力のある騎手の奪い合いが、内枠有利な傾向に拍車をかけているのだろう。
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